2010年10月13日水曜日

今月号のりぼんの付録は DVDらしい。

何気なくコンビニで本棚を眺めていたら、少女漫画誌の棚にいきなり DVDとかいう文字がデカデカとあったので、思わずびっくりした。女の子向けのコミック誌の付録にもそういうのがつく時代なのか。うーむ。

さて、さすがに現物を買って帰るほど酔狂ではない(実は迷いはしたが)けど、調べてみたところ、どうやら「りぼん初」の試みというだけで、すでに少コミ……というか Sho-Comiが 2005年の段階で DVDの付録をやっているのを確認。
それ以前にも、CD(音声+データらしいので多分 CD-EXTRA)の付録とかつけてたようだ。この先見性は、さすが最大手の小学館とでも言うべきなのか。

たとえばこれが DVDプレイヤーで再生するタイプの映像やら音声を収めたものなら、昔なつかしソノシートの延長と考えられる。
実際りぼんの付録は DVD-ROMでなく、「映像」メディアとしての DVDっぽいので、ご家庭にある DVDプレイヤー(という名のゲーム機とか)で閲覧可能なレベルではある。
でも、Sho-Comiの付録はデジコミなんだよね。
つまり閲覧には PCが必要なわけで、女子小学生が PC使ってデジコミ閲覧するというシチュエーションが発生するのである。
まれにデジタルリテラシーの高い個体がいるのは理解できるけど、付録につくぐらいに一般化して来たのかと考えると、なんともいえない違和感が。
男性誌ならわかるんだけねー。
もっとも、Sho-Comiが小学生向けかというと「微妙」と言わざるを得ない。
でも、りぼんともなれば明らかに低学年向けのイメージがあるわけで、それでまだ DVDなのかと安心するのは、やはり年を食ったということだろうか。
でも近いうちに、普通にデータメディアが付録につく時代にはなるのだろうなー。
ああ、コミックハイは男性向けですから、念のため。

それはさておき、いつまでポリカーボネイトベースなんだろうか?
というのも、2004年にソニーと凸版印刷が、紙素材の高密度記録メディアの作成に成功していたので、雑誌の付録用だったら、もうそろそろそういうの使ってもいいんじゃないかなーと思っているわけで。
あれって Blu-ray技術(メディアに透過性が不要)の転用だから、DVDプレイヤー向けのメディアにはならないけど、厚紙に貼り付けて Blu-ray風にするってのは可能だと思うんだけどねえ。
それというのも、雑誌の付録の CD-ROMやら DVD-ROMって案外見ないで放置するケースが多いんで、分別して捨てるときに結構面倒だったりする。これが紙ならそのまま捨てられるんだけどなあ。
いやまあ、紙素材になっても結局見ないのに変わりはないんだろうけど。

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